どーも!グランドカバー研究室 管理人のさとんです!!
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
グランドカバーと呼ばれる植物の中で一番メジャーなものといえば、やはり芝生ですよね。おうちの庭を緑の芝生で埋め尽くしたい!というのは、だれしも抱く憧れだと思います。
造園において、地表を覆うために植栽する植物をさす。主に、匍匐性のものが使用される。
(Wikipediaより転載)
今回は、芝生とは、そもそも何なの?といった基本的な疑問や芝生の種類や品種についてご紹介したいと思います。それぞれの品種の特徴やメリット、デメリットといったところも簡単にまとめてみました。
よろしければ、最後までお付き合いくださいませ。それでは、レッツゴー!
芝生とは?
そもそも、芝生とは何なのか?
芝草が密集して生えていて、絨毯のように一面に生えている状態を指す
Wikipediaより
とあります。
「芝草」のことを、「芝」とも言うそうで、芝生というのは「芝が密集して生えてる場所」のことを言うんですね!
芝草とか芝とかいろんな呼び名がありますが、当ブログでは、めんどくさいのでそれら諸々をひっくるめて、芝生と呼んでいきたいと思います。
芝生の種類を紹介!
さて、芝生について理解したところで、ここからは芝生の種類を紹介していきましょう。
夏芝と冬芝
芝生には、「暖地型芝草(夏芝)」と「寒地型芝草(冬芝)」の二種類があります。
暖地型芝草(夏芝)は、日本芝と西洋芝の二種類にさらに分類され、「寒地型芝草(冬芝)」は、西洋芝だけになります。
夏芝と冬芝の特徴
夏芝と冬芝、それぞれの特徴と育てるにあたってのメリット、デメリットをまとめてみました。
暖地型芝草(夏芝)
生育に適した地域は関東より西
寒地型芝草(冬芝)
生育に適した地域は北海道・東北地方などの北日本
日本芝と西洋芝の代表的な品種は?
暖地型芝草(夏芝)は日本芝と西洋芝にさらに分類できる、と先ほどご紹介しました。ここからは、日本芝と西洋芝の代表的な品種をご紹介します。
日本芝の種類
野芝(のしば)とは?
日本に自生している芝です。寒さにも強く、手入れも楽というメリットがあります。半面、葉の幅が広く、密度が粗いというデメリットがあります。
高麗芝(こうらいしば)とは?
シート状でホームセンターなどでよく売られているのがこの品種です。野芝よりも葉の幅が狭く、密度も細やかな芝生で、仕上がりも野芝よりもキレイです。
姫高麗芝(ひめこうらいしば)とは?
姫高麗芝(ひめこうらいしば)は高麗芝の仲間で、高麗芝よりも、葉の幅が細く緑色も深いです。良いことずくめのようですが、成長も早いため、芝刈りの回数が多くメンテナンスが大変な品種と言えます。
TM9(ティーエムナイン)とは?
TM9(ティーエムナイン)も高麗芝の一種です。葉の幅が細く、高密度の芝生に仕上がります。さらに、葉の色も綺麗な緑色をしていて、手入れも他の品種に比べて楽なんだとか。デメリットは、他の品種に比べて、少々お高いこと(-ω-;)ウーン。なかなか安くて手軽な芝生は無いみたいですね。
日本芝についてはこちらでさらに詳しくご紹介!
西洋芝の種類
西洋芝には、夏芝と冬芝があります。代表的な品種をご紹介します。
夏芝
バミューダグラスとは?
世界の暖かい地域で最も利用されているのが、バミューダグラス類と呼ばれる芝生です。葉は柔らかく、刈り込んだ後の伸長も早い品種です。種から生育する品種なので、苗に比べて安価ですが、成長に時間がかかるのが難点です。
ティフィトン芝とは?
ティフトン芝はバミューダグラスの改良種です。暑さや乾燥、擦り切れに強く、匍匐茎(ランナー)の生育が最も盛んな品種です。ポット苗で流通しており、低コストで導入できてオススメです。管理も比較的簡単で、管理人が家の裏庭に植えたのも、このティフトン芝でした。
冬芝
ベントグラスとは?
ベントグラスは短く刈り込むことができるため、ゴルフ場のグリーンなどで使わています。寒冷地型芝草なので、夏場の高温多湿に弱く、肥料も多め。メンテナンスに手間や費用がかかるので、家庭用には不向きです。
ブルーグラスとは?
ヨーロッパの寒冷地でも育つ、冬芝の代表的な品種です。青みを帯びた葉色なのでブルーグラスと呼ばれています。踏圧に強く、夏芝に比べて日照をそれほど必要としません。関東以北の比較的寒冷な地域であれば、家庭用の候補に入れるのも良いかもしれません。
まとめ
以上、「芝生の種類と特徴を調査!品種ごとのメリット・デメリットを紹介!」をご紹介しました。芝生(芝草)には多数の品種があり、ここで紹介していない品種も数多くあります。
とはいえ、家の庭に植える芝生となると、「入手しやすく手入れも簡単」というのが第一条件に挙げられると思います。
そのあたりを考慮すると、管理人の個人的なオススメは、日本芝では「高麗芝」、西洋芝では「ティフトン芝」かなあという結論になります。
あなたも、お家の庭の雰囲気に合った芝生を選んで育ててみてください。
それでは!
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