芝生代わりのおすすめグランドカバー8選!乾燥や踏み付けに強いのは?

グラウンドカバー研究室
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どーも!グランドカバー研究室 管理人のさとんです!!
皆様、いかがお過ごしでしょうか?

 

前回までは芝生の終活と題して、自宅裏庭の芝生を剥がした時の様子をご紹介しておりました。

芝生の終活
芝生のDIYに失敗した管理人が、芝生の除去の仕方や処分の方法、撤去した後の地面の整地方法について、色々試してみました。簡単に芝生をはがす方法はあるのか?自宅の裏庭の写真をまじえつつご紹介!

 

その甲斐あって、こんな感じで丸坊主になった、管理人宅の裏庭。

あんまり変わってないね、なんて声もありますが(笑)

 

そうは言っても、このままだと砂埃は舞うし、すぐに雑草が生えるので、剥がした芝生の代わりに何かを植えないといけません。ビーチでもないので、砂地のまま、てのもね。

 

ということで、殺風景な裏庭を彩るグランドカバーは何が良いのか?緑で匍匐性があって、地面を芝生のように覆ってくれるグランドカバープランツを8つご紹介したいと思います。

 

乾燥や踏み付けに強くて、できれば、手間いらずな品種が良いですね。芝生の手入れで懲りてるだけに(^^;

 

今回ご紹介した8つの中から2品種を、管理人宅の裏庭に実際に植えてみたので、何を植えたのかご興味ある方は、最後までお付き合いください。

 

それでは、レッツゴー!

 

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リピア(ヒメイワダレソウ)

リピアとはクマツヅラ科イワダレソウ属の多年草で、ヒメイワダレソウとも言います。匍匐性の茎を持ちグランドカバーに最適です。

 

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リピアの基本情報

草丈:5~10cm
植付け時期:4月~10月ごろ(寒冷地は5月~9月)
開花時期や色:5月~9月 白、黄、桃
耐性:踏圧◎ 寒さ〇 暑さ◎
(冬は、-5℃を下回ると地上部は枯れる)

リピアのメリット

・生命力が強くあっという間に繁殖する
・病害虫を寄せ付けない
・高温、乾燥に強い

リピアのデメリット

・繁殖力が強すぎるので、周囲の植物を駆逐する場合がある
・日陰はちょっと苦手

リピアの価格(目安)

リピアの単価 100円~150円(40ポット~20ポット購入時)

 

管理人宅の裏庭に植えてみた、グランドカバーの一つが、このリピアです。1㎡あたり4ポット程度必要ということだったので、9㎡の庭に40ポットを植えてみました。かかった費用は¥4000程度でした。

繁殖力の強さもさることながら、他のグランドカバーに比べてコストパフォーマンスが高いのが、リピアの利点かも。生育状況や観察日記はまた、改めてご紹介したいと思います。
リピア観察日記
リピア(ヒメイワダレソウ)を我が家の庭に植えてみた生育日記です。育て方の参考になれば幸いです。

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クラピア(スーパーイワダレソウ)

クラピアとは国内に自生するイワダレソウを改良して作られたグランドカバー専用の植物です。別名、スーパーイワダレソウとの呼び名の通り、品種改良により丈夫で、繁殖力が強くさらに手間いらずな植物になりました。

 

 

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クラピアの基本情報

草丈:5cm程度
植付け時期:4月~9月ごろ
開花時期や色:5月~9月 白、桃
耐性:踏圧◎ 寒さ〇 暑さ◎
(冬は、リピアと同じく地上部は枯れる。温暖な地域では常緑の噂もあり)

クラピアのメリット

・繁殖スピードが速い(一説には芝生の10倍とも)
・草丈が低く横方向へ伸長するので刈り込み作業が少なくて済む
・踏圧に強く、踏まれるほど密度が濃くなる

クラピアのデメリット

・リピアに比べて価格が高めに設定されている

クラピアの価格(目安)

クラピアの単価 500円~800円/ポット苗1つあたり

 

踏圧にも強く、リピアよりも成長スピードが早いという大きなメリットがあるクラピア。懐事情が許せば庭に植えたかったんですが、やっぱりお値段がネックなのですよ(笑)
リピアの五倍以上かかる、となると(-ω-;)ウーン。そんなわけで、クラピアは財政上の理由で断念。
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セダム(ベンケイソウ)

セダムとはベンケイソウ科マンネングサ属の多肉植物(肉厚な茎や葉に水分を蓄えている植物)です。マンネングサ属は400種以上あり、日本でも多くの品種が流通しています。各品種ごとに匍匐性があったり、枝垂れたりと特徴は様々です。

 

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セダムの基本情報

草丈:3cm~50cm 品種により異なる
植付け時期:春(3~5月)秋(9月~11月)
開花時期や色:2月~5月、8月~11月 品種により異なる
耐性:踏圧△ 寒さ◎ 暑さ〇 寒さには強いが、高温多湿に弱い

セダムのメリット

・頑強な性質で生育に手間がかからない
・乾燥に強く、夏場でもこまめな水やりは不要
・温暖な地域なら冬場も常緑の可能性も

セダムのデメリット

・水はけの良い土壌を好み、梅雨から夏にかけての高温多湿が苦手
・多肉植物なので、踏圧には弱い

セダムの価格(目安)

セダムの単価 400円~600円/ポット苗1つあたり (品種により異なる)

踏圧に弱くコスパも良い方ではないので、庭全面に広げるのはちょっと難しいかもしれません。他のグランドカバープラントと組み合わせてアクセントとして使うのがオススメです。

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ワイヤープランツ

ワイヤープランツとは、タデ科ミューレンベッキア属の匍匐性常緑小低木です。その名の通り、ワイヤー(針金)のような茎が日向、日陰の条件を選ばず色んなものに巻き付きながら成長します。

 

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ワイヤープランツの基本情報

草丈:10cm~5m
植付け時期:春(4~5月)秋(9月~10月)
開花時期や色:5月~8月 淡い黄緑色
耐性:踏圧〇 寒さ◎ 暑さ〇

ワイヤープランツのメリット

・頑強な性質で生育に手間がかからない
・寒さに強く、温暖な地域なら冬場も常緑(地域差あり)

ワイヤープランツのデメリット

・水切れが弱点なので、夏場はこまめな水やりが必要
・茎が伸長するので、踏むと固い

ワイヤープランツの価格(目安)

ワイヤープランツの単価 300円~500円/ポット苗 5ポット~1ポット購入時

 

観葉植物としてホームセンターでも手軽に買えるワイヤープランツ。グランドカバーとして地植えにしても、元気に育ちます。
ただ、低木という位置づけなので、芝生や他のグランドカバーと比べるとフカフカ感は低め。子供が庭で遊ぶ年齢でもないけど、緑の無い庭は寂しいな、なんていうご家庭ならワイヤープランツがオススメ。

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ディゴンドラ(ダイカンドラ)

ディコンドラとは、ヒルガオ科ダイカンドラ属の多年草です。小さく丸い葉が連なって、匍匐茎を伸ばしながら成長します。

 

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成長が早く、タネから育てることもできるグランドカバープランツです。ダイカンドラ、ディカンドラ、ディコンドラとも呼ばれます。ここではディコンドラで統一します。

ディコンドラの基本情報

草丈:3~10cm
植付け時期:春(4月ごろ)秋(9~10月ごろ)
開花時期や色:4月~8月 黄緑、白
耐性:踏圧△ 寒さ〇 暑さ〇

 

ディコンドラのメリット

・成長が早く、タネをバラまいて育てることができる
・日陰でも比較的成長するので日当たりの悪い場所にも植栽可能です

ディコンドラのデメリット

・踏圧に弱いので人通りの多いエリアのグランドカバーには不向き
・細かい葉が密集して生えるので見た目の好みが分かれる

ディコンドラの価格(目安)

ダイカンドラの単価 200円~300円/ポット苗 20ポット~10ポット購入時

 

管理人の庭に植える候補の中にダイカンドラは入ってましたが、踏圧に弱い、というのがちょっと引っかかって落選しました。
想像してたよりも、踏圧に強い、という情報もあったので、激しく人が出入りするエリアでなければ、そんなにナーバスになる必要もないのかも。
庭のスペースに余裕が出てきたら、ダイカンドラを植えてみるのも良いなあ。

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シロツメクサ(クローバー)

シロツメクサはマメ科トリフォリウム属の常緑多年草。シロツメクサとクローバー、どっちの名前が一般的なんでしょうか?

 

それはともかく、公園や堤防の草むらに自生しているので、グランドカバーというよりは「雑草」の仲間に分類されがちです。

 

 

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シロツメクサの基本情報

草丈:5~10cm
植付け時期:春(3~5月)秋(9~10月)
開花時期や色:4月~6月 白
耐性:踏圧◎ 寒さ〇 暑さ△

 

シロツメクサのメリット

・種から育てられるので、コスパが高い
・湿地は苦手だがそれ以外の土壌なら特に手入れ不要で育つ
・冬でも常緑

シロツメクサのデメリット

・夏場の暑さは苦手
・見た目が。。。雑草

シロツメクサの価格(目安)

シロツメクサの価格 500円/60ml(種) 5㎡程度に撒ける

 

安くて冬場も常緑です。タネをまいたら発芽するのでコスパも抜群。とはいえ、正直、タネを買わなくても、公園とかから根っこごと引っこ抜いてきたら、たぶん増えそう(^^;
芝生代わりのグランドカバー8選の候補に入れたものの、雑草の延長感がどうしても否めないなあ(笑)コスパ重視の方向けかな。

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ミント(ペニーロイヤルミント)

ミントとはシソ科ハッカ属で、爽やかな香りが特徴のハーブです。世界には40種ほど種類があり、スペアミントやペパーミントが有名です。

 

グランドカバーには、匍匐性のペニーロイヤルミントがおすすめです。

 

 

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ペニーロイヤルミントの基本情報

草丈:5~10cm
植付け時期:春(5月~6月)秋(9~10月)
開花時期や色:7月~9月 ピンク、薄紫
耐性:踏圧◎ 寒さ〇 暑さ◎

 

ペニーロイヤルミントのメリット

・踏圧に強く成長力が旺盛
・香りがよく、虫除けにもなる

ペニーロイヤルミントのデメリット

・花が20cm程度立ち上がる
・他のミントほど成長力旺盛ではないが手入れを怠ると。。。

ペニーロイヤルミントの価格(目安)

ペニーロイヤルミントの単価 300円程度/ポット苗1個あたり

 

丈夫で、匍匐性があって香りも良いミント。我が家の裏庭に植えるグランドカバーとして、次にご紹介するクリーピングタイムとどちらにするか迷いました。
ハーブ系のグランドカバーとしておすすめなのは、ミントか?タイムか?という疑問ですが、もう個人の好みの問題、ということになると思います。管理人はミントではなく、タイムを裏庭に植えることを選びました。

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クリーピングタイム(ロンギカウリス)

クリーピングタイムとは、シソ科イブキジャコウソウ属のハーブです。グランドカバーに適した匍匐性のあるタイムをクリーピングタイムと呼びます。ワイルドタイムやロンギカウリスタイムがクリーピングタイムの代表格です。

 

 

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クリーピングタイムの基本情報

草丈:10cm~15cm
植付け時期:春(3月~5月)秋(9~10月)
開花時期や色:4月~6月 ピンク、薄紫
耐性:踏圧◎ 寒さ〇 暑さ◎

 

クリーピングタイムのメリット

・繁殖力旺盛で匍匐茎が伸長する
・リーズナブルなお値段
・香りが良い

クリーピングタイムのデメリット

・夏場の多湿、蒸れが苦手

クリーピングタイムの価格(目安)

クリーピングタイムの単価 150円~200円程度/ポット苗1個あたり

 

芝生を引っこ抜いた庭に、ハーブを植えようと思い立った管理人はミントと迷いましたが、クリーピングタイムを植えることにしました。

購入先はお台場ガーデンクラブさん。

20ポットで¥3400という、ミントと比べてお値段の安さも魅力でした。
クリーピングタイム(ロンギカウリスタイム)の観察日記をつけてみたので、気になる方は参考にしてくださいね。

 

クリーピングタイム観察日記
「クリーピングタイム観察日記」の記事一覧です。

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まとめ

以上、「芝生代わりのおすすめグランドカバー8選!乾燥や踏み付けに強いのは?」をご紹介しました。

 

丈夫さとコスパ重視の管理人のオススメとしては、リピア、タイム、ミント、ダイカンドラあたりが芝生代わりのグランドカバーになるんじゃないかなあ、と思います。

 

我が家の裏庭には、リピアとロンギカウリスタイムを植えました。果たして、本当に芝生の代わりになるのか?おそらく、ここまでご覧いただいたあなたも気になると思います。そんなリピアとクリーピングタイム(ロンギカウリス)を植えてからの生育日記はこちら!!

 

リピア観察日記
リピア(ヒメイワダレソウ)を我が家の庭に植えてみた生育日記です。育て方の参考になれば幸いです。

 

クリーピングタイム観察日記
「クリーピングタイム観察日記」の記事一覧です。

 

それでは!

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