どーも!グランドカバー研究室 管理人のさとんです!!
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
庭の芝生化に失敗し、芝生代わりのグランドカバーを求めてこのブログを立ち上げたのが2年ほど前。2020年の春先にリピア(ヒメイワダレソウ)とクリーピングタイム(ロンギカウリスタイム)を植えました。
観察を日々続けておりますが、そろそろ庭に植えた二つのどちらが我が家の庭のグランドカバーに適していたのか?結論が出つつあります。
ということで、今回は我が家の庭に植えた「リピア」と「タイム」のどちらが我が家の庭には適したグランドカバーだったのか?成長力や春先の寝覚めの良さ、そして、耐暑性、耐寒性といった客観的なデータに基づいて検証をしてみます。
ま、最終的な判断はさとんの主観てことになりますが、リピアとタイム、どちらが我が家のグランドカバープランツとして最適だったのか?いってみましょう!
リピアとタイムの成長力を比較!
まずは、気になる成長力の比較から。
初年度の成長力
リピアの成長力(初年度)
左が植えた当初。そして、右が4カ月後の9月の様子です。4日月で緑の絨毯ですね。
クリーピングタイムの成長力(初年度)
こちらも左が植えた当初。そして、右が4カ月後の9月の様子です。
リピアは4カ月でびっしりと繁殖しましたが、クリーピングタイムの方はまだ白い部分が目立ちます。初年度の成長力はリピアの方が圧倒的に優勢です。
2年目の成長力
リピアの成長力(2年目)
こちらリピア二年目の春。4月と5カ月後の9月の様子です。まあまあ広がっている感じですが、初年度と変わり映えしないような気も・・・
クリーピングタイムの成長力(2年目)
で、こちらクリーピングタイムの二年目の春。4月と5カ月後の9月の様子です。こっちは初年度に比べるとかなり広がっているように見えます。特に、4月スタートの時点で、リピア以上にモサモサしているのがわかります。
初年度の成長力ではリピアの方が上でした。しかし、2年目からはクリーピングタイムの方が元気です。どうやら、厳寒期の過ごし方で差がついているようです。
リピアとタイムの耐寒性を調査
2年目で成長力が逆転してしまった、リピアとクリーピングタイム。なぜ、クリーピングタイムの方が成長したのか?両者の冬場の過ごし方(耐寒性)を調べてみました。
秋口の様子を比較
こちらは、リピアとタイムの11月の様子を比べた写真です。リピアは閉店モードで雑草が目立ちますが、クリーピングタイムの方はまだ緑色を保っています。
真冬の様子を比較
これが真冬(2月)の様子。リピアは完全に更地になってます。一方のクリーピングタイムは、さすがに寒さに震えてる感じですが、地表に出ています。
春先の様子を比較
そして、これが3月の様子です。相変わらずリピアは更地ですが、クリーピングタイムはもう緑色が甦ってきています。
接近した写真がこちら。
リピアがなかなか芽吹かないのに対して、クリーピングタイムは4月時点では青々と繁っています。スタート時点ですでに差がついているので、2年目で成長が逆転されてしまった、と言えます。
リピアとタイムの耐暑性を調査
ちなみに、夏場の成長力(耐暑性)についても調べてみましょう。
リピアの夏の成長力
リピアの夏場の成長力はこんな感じで、春先(5月、6月)はまだ地肌が見えていて、全然育っていません。暑くなってきて、7月から8月で一気に全体が緑色になりました。
夏場の爆発力、という点ではリピアの圧勝と言えます。
クリーピングタイムの夏の成長力
クリーピングタイムは、というと、高温多湿な夏場が苦手な植物なので5月から6月までの成長力がすごいです。一方、7-9月の夏場はむしろ、元気が無い感じ。
9月に至っては、ちょっとトーンダウン気味にさえ見えますが、涼しくなってくると、上記の秋口(11月)の状態まで戻ってくる強さがあります。
まとめ
ということで、以上「結論!リピアとクリーピングタイム!庭のグランドカバーにおすすめはこっち!」をお届けしました。
結論ですが「我が家の庭にはクリーピングタイムの方が合ってたみたい」ということになります。
リピアは夏場の成長力はスゴイのですが、それまでの成長は低調で、春先の目覚めも遅いという欠点があります。そのため、リピアを植えてるスペースは夏場まで、雑草が繁殖し放題で、なかなか見栄えが悪いwww。
対して、クリーピングタイムは春先から初冬まで緑色を保ってくれますし、春先も目覚めが早く、生育状況も良好です。また、ほどよく草丈も長く伸びてくれて、芝生に近いテイストで広がってくれるというところも個人的にはオススメポイントです。
春先に早く目覚めて、夏場も成長力が続く、リピアとタイム双方の利点を併せ持った植物があれば良いのにな、と思いますので、3年目はリピアの生息エリアにクリーピングタイムを移植してみようかな、なんて考えています。
春先をお楽しみに(笑)それでは!
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